マーシャルの実践
令和3年11月27日(土)、川南町東地区多目的公園で、同町消防団員48名が参加し、県防災ヘリ「あおぞら」(以下、ヘリ)との連携訓練が行われました。
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マーシャルの実践
令和3年11月27日(土)、川南町東地区多目的公園で、同町消防団員48名が参加し、県防災ヘリ「あおぞら」(以下、ヘリ)との連携訓練が行われました。
訓練開会式
この訓練は、地震による人的被害と山林火災が発生したことを想定し、ヘリの特性を生かして、迅速かつ有効な対応を取ることを目的として行われました。
まず行われたのは、地震による人的被害を想定した訓練。
はじめに、団員は航空隊の指導のもと、ヘリの離着陸を誘導するマーシャラーとして必要な手信号の手順を学びました。
その後、ヘリに要救助者を担架で搬送し、手信号を実践。
団員は防護ゴーグルを着用して、ヘリのホバリングで発生する強い吹き下ろしの風に耐えながら訓練に取り組んでいました。
ゴーグルを着用して手信号訓練を行った
要救助者の搬送
ポンプ中継
山林火災の想定訓練では、ヘリからの消火のため、消火栓からポンプを中継し、ヘリに給水。
ホースの延長や中継ポンプへの取り付けなど、団員は慣れた手つきで対応していました。
また、ヘリを空中停止させ、ホイスト※救助の展示も行われました。
※ホイスト装置/上空から隊員を現場投入したり、要救助者を収容するための吊り上げ装置
ホイスト展示
団員になって12年目になりますが、ヘリ誘導のための手信号を訓練したのは初めてで、とても勉強になりました。
航空隊員と連携する練習にもなってよかったです。
「あおぞら」内部の展示
[INTERVIEW]南海トラフ地震に向けてもヘリとの連携は重要です!!
大規模災害時の救助活動は、人の力だけでは限りがありますので、ヘリとの連携はとても重要です。
南海トラフ地震のような災害が起きた時に、今回訓練したことが生かされてくるのだと思います。
また、今後さらに高齢化が進み、団員の人数も減ってくるので、ドローンの活用も考えていきたいです。