整備計画が進められている「食の拠点」とは?市民の皆さんから寄せられた疑問に回答を得た。
[四日市交差点の優位性]
整備計画が進められている「食の拠点」とは?市民の皆さんから寄せられた疑問に回答を得た。
どこに建設するの?
建設場所は、東九州自動車道や広瀬バイパスの完成を間近に控え、本市の玄関口となる四日市交差点付近を予定しています。場所の選定にあたっては、中心市街地や郊外などの候補地について、メリットやデメリットを比較検討し選定しました。
四日市交差点の優位性
〇東九州自動車道の西都インターチェンジから近く、本市の玄関口であり、観光客などに市全域の案内を効果的に行うことができる。
〇周辺が田園地帯で、西都らしい農村風景が広がっている。
〇周辺に高い建物がなく、場所が分かりやすい。
管理運営はだれがおこなうの?
施設は市が建設しますが、 管理運営については、民間の活力を導入する「指定管理者制度」による方法が好ましいと考えています。なお、レストランや物産販売施設などの収益部門については、運営主体による独立採算の経営が必要だと考えています。一方、観光案内所やトイレ、駐車場などの非収益部門については、市から指定管理者に指定管理料を支出する必要があると考えています。
「食の拠点」と道の駅はどう違うの?
「道の駅」は、元々、ドライバーが立ち寄るトイレ・休憩施設として生まれました。 現在、登録が千カ所を超え、それ自体が目的地となり、まちの特産物や観光資源を活か してひとを呼び、地域にしごとを生み出す核へと独自の進化を遂げ始めています。
国においては、このように地方創生拠点として進化する「道の駅」の機能強化を推進しており、地方にとって「道の駅」 は今後さらに重要性が増していくものと思われます。
そのような中で、「食の拠点」は従来の「道の駅」のように単に物産や料理を販売するだけではなく、市外から訪れる方々に、本市で生産される農産物や加工品などの美味しさや安全安心といった西都の「食」の魅力をしっかりと伝え、知ってもらうなど、西都ならではの取り組みを行う施設です。
例えば、レストランは農家レストランとして地元の食材にこだわりを持ち、物産販売施設では試食を提供しながら、食べ方や料理の仕方、保存方法を分かりやすく説明し、簡単な加工体験も実施で きないかと検討しています。
さらに、本市のゲートとしての役割を担い、観光・スポーツ ・文化といった地域 の資源と有機的に連携させることで、交流人口の拡大と市内全産業の浮揚を図るための要となる施設を目指しています。
こちらもおすすめ
-
「このはな館」では、ご当地グルメや地採れの農産物などを提供し、食を通した町づくりへの取り組みを進めています。