防災を考える [戸敷市長のちょっと一言]
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防災を考える
9月1日は防災の日、8月30日から9月5日は防災週間です。また9月1日は二百十日(立春から数えて210日目)にあたり、昔から台風に見舞われることが多い時期であるため、秋の実りを間近に控えた農家では厄日とされています。
記憶に新しいと思いますが、平成17年9月に襲来した台風14号は、河川の氾濫によって多くの家屋や病院が浸水するなど、甚大な被害をもたらしました。被災された方々には、本当に言葉もありませんでした。
その当時、佐土原町では竜巻が発生しましたが、想像を絶する強風で、内陸を10キロメートルも直進しました。避難所の広瀬小学校の体育館は、屋根が剥がれ、窓ガラスもほとんど割れるなどして無残な状態でしたが、幸いけが人もなく、安堵しました。また、台風接近の際には、避難誘導や炊き出しなど地域の結束した対応が見られ、心強いものを感じました。
つらい経験をしたから言えますが、津波や地震、浸水などのあらゆる災害から自分や家族を守るには、常日頃から防災や減災を意識し、地域のきずなを大切にする必要があります。「向こう三軒両隣」の助け合いの精神で、災害から身を守りましょう。
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