テゲバジャーロ宮崎 代表理事兼監督 柳田 和洋さん

[]

テゲバジャーロ宮崎 代表理事兼監督 柳田 和洋さん

柳田和洋さんは門川町出身で現在42歳。サッカークラブの「テゲバジャーロ宮崎」代表理事兼監督を務めている。テゲバジャーロ宮崎とは、宮崎市を拠点に活動するサッカークラブであり、現在の目標は、今年度所属している九州リーグの制覇(6月12日時点で10チーム中2位)。そして、2年後のJリーグ昇格(J3)を目指している。


 柳田さんは門川小2年生からサッカーをはじめ、小・中・高・大学・社会人とプロを目指しサッカーを続けてきた。そんな中、平成12年、門川を拠点に昭和40年から活動していたサッカークラブの「門川クラブ」当時の代表者からクラブの代表を引き継いでほしいという打診があった。

 柳田さんは、門川のサッカーの先輩方の思いを引き継ぐため、その打診を引き受け、クラブ名をテゲバジャーロ宮崎とし、拠点を宮崎市に移して現在に至るまで活動している。


 テゲバジャーロというチームの由来は、宮崎弁のすごいという意味の「てげ」にスペイン語の牛(Vaca:バカ)と鳥(Pjaro:パジャーロ)を組み合わせたものだそうだ。チームが牛のように勇猛果敢に突進し、鳥のように空高く羽ばたくという願いが込められているという。
柳田さんの目指す目標は様々だ。


 1つ目はJリーグに所属し、プロサッカー選手が所属するチームとなるということ。そして現在、門川町・宮崎県でサッカーをしている子供たちがプロサッカー選手として地元でプレーするという夢を叶える場にテゲバジャーロがなるということ。


 2つ目は、門川町に少しでも貢献できるようなチーム活動をしたいということ。具体的には、門川町でシーズンオフにキャンプをしたいと語る。海浜公園での練習や、向ケ浜でのランニング等のトレーニングもしたい。また、柳田さんはテゲバジャーロの企画・運営力で、門川町で小・中学生に対してのサッカー教室、サッカー大会も開催してみたいと話す。そのような大会が開催できれば、同時に門川町の物産コーナーも設けて、地元のPRも行いたいと語っていた。


 そして、3つ目としては、ボランティア事業の促進。選手による老人ホームでの高齢者向けスポーツ教室の開催や、クリスマス等での行事参加は既に県内で行っているとのこと。要望があれば、町内の老人ホーム等への行事参加も行ってみたいと話していた。

 とは言え直近の目標は、九州リーグ制覇。7/5(日)には、リーグ戦が門川町から程近い延岡市西階総合運動公園陸上競技場にて行われる予定である(13時〜vs新日鐡住金大分サッカー部)。

「テゲバジャーロに興味のある方は、ぜひ試合会場に足を運んで頂きたい」と柳田さんは話していた。


この記事をおすすめする人

門川のサッカー精神を全国へ – 門川キラリ人 26 – 写真

miyazaki ebooks編集部

宮崎県内の観光・情報誌や広報誌などを電子書籍にして、厳選された記事を読みやすくお届けします。

こちらもおすすめ

  • 門川町町勢要覧02

    人口約1万7千人。日向灘の恩恵をたっぷりと受けた、別名「魚のまち」。 宮崎県北部に位置し、温暖な気候にあってトマトや柑橘類などの農産物もおいしい。 人も街並みも、漂う空気もどこかのんびりしていて、穏やか。 そんな門川町の財産を次の世代につなぎ、人に優しく、笑顔がめぐる門川町をこれからも守りつづけます。

    移住 門川町

  • 門川町町勢要覧

    人口約1万7千人。日向灘の恩恵をたっぷりと受けた、別名「魚のまち」。 宮崎県北部に位置し、温暖な気候にあってトマトや柑橘類などの農産物もおいしい。 人も街並みも、漂う空気もどこかのんびりしていて、穏やか。 そんな門川町の財産を次の世代につなぎ、人に優しく、笑顔がめぐる門川町をこれからも守りつづけます。

    移住 門川町

人気記事

おすすめトピック