西都市東米良地区は銀鏡とも呼ばれ、神々への信仰や山里の暮らしを伝える銀鏡神楽が受け継がれています。
神楽や狩猟、山の幸を加工した食品つくりなど、古来からの伝統文化が今もなお色濃く残る東米良地区で、あたたかい地元の人たちと山里の恵みを生かした暮らしが体験できる「農家民宿」をご紹介します。

古来の文化を受け継ぐ奥日向の山里

[おたどこ(永田邸)]

西都市東米良地区は銀鏡とも呼ばれ、神々への信仰や山里の暮らしを伝える銀鏡神楽が受け継がれています。
神楽や狩猟、山の幸を加工した食品つくりなど、古来からの伝統文化が今もなお色濃く残る東米良地区で、あたたかい地元の人たちと山里の恵みを生かした暮らしが体験できる「農家民宿」をご紹介します。

古来の文化を受け継ぐ奥日向の山里

 東米良地区は、銀鏡とも呼ばれ、西都市街地から広大な原生林に囲まれた賛同を一ツ瀬川に沿って車で1時間以上走った先にある自然豊かな山里です。この地区が銀鏡と呼ばれるのは、集落の精神的支柱となっている銀鏡神社に由縁します。

 明治期、銀鏡神社の氏子集落を中心に独立した東米良孫は、昭和27年4月に西都市に合併されました。村としての行政機能は無くなりましたが、受け継がれる子らからの固有文化は、神楽、狩猟、山の幸を加工した食品つくりなどにおいて、歴史や信仰、習俗を色濃く残した形で今でもしっかり受け継がれています。

 神々への信仰や山里の暮らしを伝える銀鏡神楽は、一見の価値があります。稲作に頼らない山間部での暮らしは、食料や富の貯蔵が難しいため、住民は自然の恵みにより深く感謝し、自然の脅威をおそれながら、自然に寄り添うように暮らしてきました。神楽がその土地の暮らしや歴史、信仰を示す伝統文化であることを、銀鏡神楽は教えてくれます。

 この地域は、昔から柚子の生産が盛んで、ポン酢やゆず胡椒のような加工食品作りが体験できます。また、樹林に咲く山桜や豊かな照葉樹林の紅葉は、マイナスイオンを放出し、日常の喧騒から解放してくれることでしょう。


おたどこ(永田邸)

 夏は、清流でほたる鑑賞や川遊び、秋から冬には、狩猟した鹿や猪料理が楽しめます。鹿肉の自家製ローストや燻製を使ったイタリア料理も自慢です。夫婦共に猟師です。
       西都市大字大揚103-4 0983-46-2066


かたすみ(佐藤邸)

 大自然の中にある古民家で、季節に応じて、お茶摘みや椎茸コマ打ち、炭焼き、山作業、畑作業のほか、自宅にある石釜でのピザ、パン作り、ソバ打ち体験も行っております。
       西都市大字片内11828 090-1928-1153


へそめしの里(河野邸)

 囲炉裏で焼く川魚は、本当に美味しいですよ。楽しい語らいができる古民家です。季節ごとに山里ならではの暮らしを体験いただけます。
       西都市大字上揚げ278 0983-46-2313


民宿しろみ(濱砂邸)

 地元の食材を使ったキノコや山菜料理、鮎料理、十割そば等、お食事のみでも楽しんで頂ける田舎料理が自慢です。樹齢300年の大木で作った机で食事していただけます。
       西都市大字銀鏡687-3 0983-46-2363


西都市青少年研修施設 まがたま館

 西都原地区にある大人数収容型の公営宿泊施設です。自炊・選択設備が整っており、冷暖房完備の2人部屋が15部屋、4人部屋が5部屋あります。浴室もあり、長期滞在も可能です。
       西都市大字三宅3589-10 0983-42-0952


西都原ガイダンスセンター このはな館

 西都原の観光拠点です。周辺では、四季折々の花が楽しめ、館内には、季節料理が楽しめるレストラン「旬菜家」があります。西都およびその周辺築の特産品やお土産も多数揃っています。
       西都市三宅4941-1 0983-43-6230


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