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?「イオンの森」 3年で約1万5000本を植樹」?
11月23日(土・祝)、公益財団法人イオン環境財団(理事長岡
田卓也イオン株式会社名誉会長相談役 と綾町が主催、宮崎中
央森林組合、公益社団法人宮崎県緑化推進機構、マ ックスバリ ュ九州株式会社、イオン九州株式会社が協力して「綾町イオンの森」 植樹を実施した。同財団がこれまで「イオンふるさとの森づくり」を通じて植樹した木は、累計1000万本。 今回の植樹は、1000万1本目からという新たなスタートを記念すべき植樹と
なった。
綾町は、日本最大級の規模を誇る照葉樹林を有し、平成24年度には町を中心とする一帯が日本で32年ぶり5カ所目となるユネスコエコパークとして登録され、今年からエコパークの町として、老朽化した中学校の建て替
えの材として、伐採時期を迎えた町有林の木材を木造校舎建設に活用する取り組みを進めている。11月22日には、同財団と、宮崎中央森林組合の三者で「綾町イオンの森」整備保全協定を締結し、今回植樹した伐採後の町有林の跡地を本来の里山に復元して豊かな照葉樹林を守るために3カ年計画で約15000本を植樹する予定にしている。
計画初年度となる本年は、クヌギやヤマザクラなど地域に適した苗木約20種類5000本を植樹。 植樹祭当日は天候に恵まれ青く澄んだ空の下、 綾町を一望できる尾立展望台近くの会場に
町民をはじめ県内外から多くの親子連れや企業、団体のボランティアの皆さんなど約500人が集まった。 今回の植樹には、河野俊嗣 宮崎県知事や同時期に来町していた友好交流都市の韓国鎮安郡のソン・ヨンソン郡主も参加した
。
植栽場所は広大で、急斜面のことろも多かったが、参加者は一本一本を丁寧に植え、 無事に5000本の植樹祭が終了。 その後参加者には地元産の野菜などをたっぷり使った豚汁が振る舞われ、 参加者は、綾町を一望できるそう快な景色や植樹された場所を見ながら綾の味を堪能した。
これまで綾町では、100年計画の「綾の照葉樹林プロジェクト」で本来の植物による本物の森づくり(森の復元) や、企業・団体などにより綾の森を積極的に守るための植樹活動などが進められてきた。 植えられた木々が成長し未来の綾町がこれまで以上に緑であふれることになれば、世界的にも非常に貴重な自然が残る地域になるだろう。
地域の豊かな自然と暮らしのため、この森を未来の綾町の貴重な財産としてこれからも産学官民すべての人々が力を合わせて守っ ていかなければならない。
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