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地域の絆を深め町の力へ
年に1度開催される「第51回綾町民体育大会」が10月7日、綾てるはふれあい広場で開催された。今大会は町民自らが参加する生涯スポーツのシンボル的な行事。町ぐるみで51年間も続けている誇りある行事である。また、地域住民同士が親睦を深め、体力向上と健康増進にもつながっている。
大会が開催されたこの日は快晴。開会式では、昭和地区の谷上政広さん(昭和地区)が町民を代表し選手宣誓をつとめた。開会式後は、町内22の自治公民館が赤、白、青、黄の4つの団に分かれ障害物リレーや綱引き、玉入れなど様々な競技に挑んだ。競技は子どもから高齢者まで一緒に楽しめるものが多く、秋晴れの下、多くの町民が参加、力を合わせて上位を目指し、汗を流した。
また、観客席では、各地区の小学生と中学生が中心となり応援団をつくり、各地区の町民たちと共に熱い声援を送っていた。
綾町では、年に一回のこの体育大会や、ふるさと夏まつり、文化祭など、多くの町民が一つになり交流できるイベントがあり、親睦と「絆」を深めている。
東日本大震災後、被災地だけでなく、全国で「地域の絆」の重要性が改めて認識されてきている。これまでは消防団活動への参加、地域伝統芸能の継承などで、自然と「絆」ができ、それぞれの生活の中にあたり前にあった。
しかし、最近ではそういった地域の活動に参加できない人が増え、「つながり」といったものが希薄化しつつあるのが現状である。
「地域の絆」を維持するためにも、町の行事(イベント)をこれからも大切にして「人」と「人」とのつながりを育み、「絆」をさらに深め「町の力」としてつないでいくことが必要である。
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