今月号は、敢えて「汁」の特集!! 毎日の食卓に欠かせないのに、何故か光の当たらない汁。 ですが、冷や汁以外にも、県内には魅力的な汁があるんです!! 寒さが厳しくなる2月、県内の「汁」でこころもからだもポッカポカにしませんか?

専門店だからできる、素材の良さをたっぷりと引き出した「汁」をご紹介します!

小林市だから堪能できる、 鯉のみそ汁

[山里の味と、冬の香り]

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小林市だから堪能できる、 鯉のみそ汁

⑦鯉コク(鯉の刺身つき) [泉の鯉]
鯉の刺身「アライ」で使用しない部位を、注文を受けてから炊きます。 みそとしょうがだけのシンプルさなのに、臭みはゼロ。

これは、名水百選に選ばれた、小林市の水で泳がせた鯉を、 さらに小林市の水を使って下処理をするからとか。 濃厚な甘めのみそのコクが効いています。

【家庭での調理ポイント】
ミネラルウォーターを使用して、下処理+煮込むだけで、臭みが減!


山里の味と、冬の香り

⑧わくど汁 [そば・酒蔵寄人]

「わくど汁」と言います。椎葉の伝統食で、いわば、だご汁のそば版。 すまし汁にアレンジした『寄人』のわくど汁は、ひと口大に練ったそばがもちもちとした心地よい食感。 すっきりした汁の風味とともに、新そばの香りが口じゅうに広がります。 「そば会席」(1,800円/税別)のひと品。

【家庭での調理ポイント】
本場・椎葉のわくど汁はみそ仕立て。そばは少し固めに練ること。


ダシも具材もはまぐり尽くし

⑨はまぐり飯&貝汁セット [はまぐり碁石の里]

約300グラム! 専門店らしい。たっぷりのはまぐりからとったダシ。 もちろん、メインの貝もプリッとしたはまぐりです。

濃厚なうまみを持つはまぐりのエキスを逃がさないよう、味を整えるのは甘めのみそ。 汁のうまみが染み込んだ、はまぐりの身は何度も噛み締めたくなります。

【家庭での調理ポイント】
はまぐりの口が開いたあと、みそを入れるのが◎。


見えないのに、存在感抜群の飛来幸地鶏!

⑩地鶏汁 [小林地鶏の里]

鶏汁なのに、あえて地鶏ナシ。 具材も最小限のものだけにこだわり、鶏ガラを、まさに骨の随まで根気よく煮込みます! 口に含むと、ふわっと広がる地鶏のうまみ。地鶏がなくても、素材を楽しめる、 まさに専門店だからなせる技です。

【家庭での調理ポイント】
煮込む時間が重要。時間をかければ、かけるほど濃厚に。


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