宇宙を見たいと思ったら庭の天文台に行けばいいんです
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宇宙を見たいと思ったら庭の天文台に行けばいいんです
自宅に造った天文台で、子どもたちと宇宙の魅力を共有しているのは、橋口哲夫さんです。橋口さんが天文に興味を持ったのは小学生のとき。自宅近くの日食観測会に参加して、望遠鏡で欠けた太陽を見たことがきっかけでした。しかし、教員として働き始めてからは次第に忙しくなり、天体望遠鏡に触れる機会が減っていったそうです。
それでも天文への思いが消えなかった橋口さんは、定年退職を機に、自宅の庭に天文台をつくることを決意。自ら設計図を作り、量販店で購入した角材などを加工し組み立て、3か月かけて完成させました。手動で開閉するドーム式で、見たい星座の方角にドームを回転させることができます。この天文台は今年、日曜大工の大手出版雑誌で、全国300件の応募の中から準グランプリに選ばれました。
橋口さんは、「自分だけ見るのはもったいない」と、昨年度から、小松台地域の小学生を対象にジュニア天文教室を始めました。2年続けて参加している子どももいるほどの人気です。12月13日(金)には、ふたご座流星群を見る親子観測会を計画しています。
「子どもたちが、星の美しさや宇宙の魅力を知るきっかけになれば」と話す橋口さんは、今後もこの活動を続けていきたいと意欲的です。手作りの天文台から、未来の天文学者が誕生するのを楽しみに、今夜も、庭の天体望遠鏡で星空を観察します。
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