パノラマのように広がる大自然、どこまでも続く海岸線。海の碧と山の蒼がクロスする無人島「乙島(おとしま)」。
[女性が仰向けに寝ているようにみえる]
パノラマのように広がる大自然、どこまでも続く海岸線。海の碧と山の蒼がクロスする無人島「乙島(おとしま)」。
海の碧と山の蒼がクロスする無人島「乙島(おとしま)」
パノラマのように広がる大自然、どこまでも続く海岸線はいつ見ても新鮮。その圧倒的な景観の中に立った時、人々は感動を覚えるのです。
うっそうと生い茂る南国の植物群と、野生の動物だけが棲んでいる島… 。
そんなワクワクするような冒険心を駆り立てられる神秘の島。それが乙島です。
女性が仰向けに寝ているようにみえる
門川湾の真ん中にばっかりと浮かぶ乙島は、周囲約4キロメートル、標高80メートルの無人島で、そのかたちは「ひょうたん」のようでもあり、あるいは、二つの隆起を描くなだらかな曲線が、女性が仰臥しているようにも見えることから、かつては「乙女の島」と呼ばれ、いつしか「乙島」になったとも言い伝えられています。
昭和初期、津波から村を守ったといわれる
その昔、明和6年の7月に起こった大地震と津波の際には、周辺の村々が大きな被害を受けたのに、門川湾を望む尾末村は、乙島が防波堤となって最小限の被害にとどまった、という出来事があり、この地区で暮らす人々にとっては、守り神としての意味合いも持つ大切な島です。
「海賊の住みか」だったという伝説が残る
島はそのほとんどが尾鈴山石英斑岩と呼ばれる柱状節理の岩盤からなっており、可憐な名前に似合わず、日向灘の荒波に削られた海岸線は切り立った岩肌で、回りには大小7つの海触洞穴があります。なかでも、「茶屋の大門」と呼ばれる洞穴は乙島最大で、入り口の高さは14.4メートル、幅8メートル、奥行き63メートルという偉容を誇っています。海水を湛えたその洞穴はその昔、海賊の住みかだったという伝説も、「なるほど」とうなずける雰囲気を漂わせています。
バードウォッチング、遊歩道、そしてキャンプ場も
野性味そのままの乙島には、天然記念物「カラスバト」をはじめ、数多くの野鳥が生息し、バードウォッチングにも最適です。きっと訪れる人を癒してくれるでしょう。
島内には遊歩道が通り、東、北、南に展望所が設けられ、すばらしい眺望を楽しめます。また、夏にはバンガローを備えたキャンプ場がオープンし、アウトドア気分を満喫できます。
門川町公式サイト 夢人島サバイバルアイランドキャンプ場「乙島(おとじま)」
門川町公式サイト 夢人島サバイバルアイランドキャンプ場「乙島(おとじま)」のページはこちら。
http://www.town.kadogawa.lg.jp/modules/content009/index.php?id=5
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