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 ふるさとの山河のように清く大きく健やかに育て―「第13回綾雛山まつり」は2月23日?3月3日に開催された。桃の節句の伝統的な雛山飾りを町内22カ所、宮崎市3カ所に設置。 好天にも恵まれ、昨年を大きく上回る約4万人の観光客でにぎわった。
 野趣あふれる箱庭と優雅なひな人形の美しい対比が目を引いたほか、綾小学校3年生による手づくりのかわいらしいひな人形、野菜や繭玉を使った個性的な雛山などもあり、子どもへの深い愛情が感じられる美しい飾りに観光客からため息がもれていた。ユネスコのトマス・シャーフ氏も見学し「素晴らしい伝統をいつまでも引き継いで」とメッセージを寄せた。
 期間中は綾幼稚園の園児による合唱やハンドベルの演奏、だご汁の振る舞い、人形供養祭なども行われ、カメラを片手に、歓声を上げながら散策する観光客の姿が多く見受けられた。受けられた。3月2、3日には、都城市から駆けつけた 「みやこんじょ力俥組合」の人力車もまつりを盛り上げた。



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