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 2月22日、東京都の文部科学省で綾ユネスコエコパーク登録証授与式および記念シンポジウムが開催され、ユネスコ本部のトマス・シャーフ生態・地球科学部長代理から綾ユネスコエコパークの登録証が前田穰町長に授与された。
 また、その後の記念シンポジウムで、綾町の河野耕三照葉樹林文化推進専門監による基調講演も行われ、綾町のこれまでの取り組みや今後の計画などが発表された。

 翌日23日?25日にかけては、シャーフ氏と文部科学省の職員が綾町を訪れ、 町内視察や中学生を対象とした講演会などを行った。ユネスコ本部の部長代理が直接登録地域を訪れることは珍しいということで、それだけ綾が注目されているということである。シャーフ氏は視察後「綾を視察し、森と人との関わりや様々な活動にとても感心した。最近ユネスコの審査が非常に厳しくなってきておりエコパークの地域に指定はない。綾はその高い基準のほとんどを満たし、世界の手本となるモデル的な地域である。今後はさらに、世界の登録地域ともつながり、綾の取り組みを世界に発信してほしい。今後ユネスコもできる限りの支援をしていきたい。」と語った。

 世界に誇れるこの「綾ユネスコエコパーク」を今後も町が一つになり継承していきたい。



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