市では、中心市街地(マチナカ)で3,000人の雇用創出を目指す“マチナカ3000”プロジェクトに取り組んでいます。ここでは、マチナカで挑戦する皆さんをご紹介します。
[あらゆる挑戦を後押し!]
市では、中心市街地(マチナカ)で3,000人の雇用創出を目指す“マチナカ3000”プロジェクトに取り組んでいます。ここでは、マチナカで挑戦する皆さんをご紹介します。<br><br>
ICT企業の集積を地元産業の活性化や雇用創出につなげたい
なぜ「マチナカ3000」の取り組みが求められるのか、総合人材サービス会社の小川智矢さんに聞きました。
【経験を積んだICT人材が集積】
宮崎市には、成長著しい地元企業や、全国に先駆けて支店やコールセンターを構える県外企業が集まっています。東京など都市圏では「宮崎市=ICT(※)で盛り上がっている地方都市」という認識が浸透しつつあります。他の地方都市でもICT企業の誘致が進んでいる中で、これは宮崎市の持つメリットだといえます。
また、経験者を採用しやすくなったのもポイントです。まとまった数の従業員を抱えるICT企業では、一定の割合で転職や独立を志す経験者が出てきます。ICT企業にとって、経験者を採用できるチャンスに恵まれている宮崎市は、他の都市よりも魅力的に映るのではないでしょうか。
【県内経済への高い波及効果に期待】
これからのテーマは、集まった人材やICTの力を使って、地元の産業をどう活性化できるかだと思います。農産物や海産物などの地域資源を県外に販売して外貨を稼ぐことは重要ですが、地元の単一企業だけで取り組むには難しい面があります。
そこでICT企業と連携し、販売促進や広告宣伝を行ったり、ICT人材などクリエイティブ産業の雇用が生まれたりすれば、県内経済への波及効果が高まることが期待できます。地元の若者やUターン希望者に、幅広い就職の選択肢を提供することにもつながるでしょう。
※ICTとは…コンピュータ やインターネットなど情報 通信技術や産業、サービス などの総称のこと。
あらゆる挑戦を後押し!
経営やまちづくりの経験豊富な人材が集まり、宮崎で挑戦する人を後押し。
創業支援や人材育成で多くの成果を生んでいます。
多目的空間が刷新!
若草通商店街の一角に、企業から学生まで幅広い人が多目的に活用できる空間が誕生。コミュニティ創出を後押ししています。
ビジネスが発芽中!
平成28年9月にリニューアルした「みやざきSTARTUP HUB」では、創業を志す人材が新しいビジネスのアイデアを練り上げています。
若手有志が奮闘中!
中心市街地で月2回のごみ拾いを続けながら、子どもたちへの絵本の読み聞かせや、高校生と社会人の接点を作るなど活動中です。
I CT 企業が続々進出!
中心市街地には57社のICT企業が集積。昨年11月に市出身者が役員を務める企業が若草通に拠点を開設しました。
宮崎大学まちなかキャンパスが若草通に!
宮崎大学まちなかキャンパスが、1月末に若草通商店街に設置予定。マチナカと大学の新しい交流拠点が誕生します。
市外出身者が拠点開設!!
市外の事業者が、立地のよさや快適な事業環境を求めて、中心市街地に事業所を開設するケースが生まれています。
この記事をおすすめする人
miyazaki ebooks編集部
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