ネイチャーゲームを通して自然や命の大切さを感じてほしい

ネイチャーゲームを通して自然や命の大切さを感じてほしい

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ネイチャーゲームを通して自然や命の大切さを感じてほしい

ネイチャーゲームを通して自然や命の大切さを感じてほしい

 聴診器を使って樹木の鼓動を感じたり、ルーペで昆虫の目線を体験したり、落ち葉の中に埋もれて大地との一体感を楽しんだり。そんなふうに五感を開放し、遊びながら自然と触れ合うネイチャーゲーム。その指導者として環境教育や環境保全に取り組んでいるのは、猪崎悦子さんです。

 猪崎さんがネイチャーゲームと出会ったのは20年前。友人の紹介で気軽に講習会に参加したのがきっかけでした。もともと登山や野鳥観察が趣味で、自然に興味のあった猪崎さんは、あっという間にその魅力にとりつかれました。
 以来、小・中学校や保育所、児童館などでネイチャーゲームを行っていますが、最近では親子で参加する人も増えているそうです。
 ネイチャーゲームは、遊んでいるうちに、いつの間にか自然や命についての学びや気付きが得られることが魅力の一つ。特に子どもたちは、自然の中での直接体験を通して感受性を高め、自然や命に対する感謝の心を育むことができます。

 猪崎さんは「子どもから大人まで、気軽に楽しめるので、ぜひ多くの人に体験してほしい」と話します。
 かけがえのない自然を次の世代へ残すため、野鳥の保護や水源の森づくりなど、さまざまな環境保護活動にも積極的な猪崎さん。「人と自然を仲良くさせたい」という思いを胸に、自然や命を見つめる自然案内人として、ネイチャーゲームを続けていきます。 


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