視覚障害者の「キヅナーズ」と合同で、走ったり歩いたりして汗を流す宮崎伴走者協会会長 金丸修 さん。「これからも走る喜びを分かち合いたい」
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視覚障害者の「キヅナーズ」と合同で、走ったり歩いたりして汗を流す宮崎伴走者協会会長 金丸修 さん。「これからも走る喜びを分かち合いたい」
これからも走る喜びを分かち合いたい
視覚障害者のランナーが、安全に楽しく走れるようにロープを持ち合い、並んで走る伴走者。宮崎伴走者協会(金丸修会長、会員65人)では、毎週日曜日に、視覚障害者の「キヅナーズ」と合同で、走ったり歩いたりして汗を流しています。
金丸さんが伴走を本格的に始めたのは、1992年の世界盲人マラソン大会宮崎大会(現在は、「国際視覚障害者マラソン大会」として青島太平洋マラソンと同時開催)。この大会に滋賀県の千田隆司選手と出場し、初対面にもかかわらず、フルマラソンを3時間10分14秒で走りきることができました。
お互いを思いやる気持ちがあれば完走できることに感動したという金丸さん。これが縁で今も千田さんとのコンビは続き、今年の同大会にも出場します。
金丸さんは桜並木や川の流れなど、見える情報をつぶさに伝えながら走っています。走る前や、走りながらの会話は、お互いの信頼関係を築き、心身のリフレッシュにも役立ちます。「良い走りができ、相手が喜んでくれるのは伴走者冥利に尽きる」と話しています。
家にこもりがちな人が一歩外に出て、元気になれる場を作り、将来は、知的障害者などとも一緒にはしれないかと考えている金丸さん。
伴走者であり続けるためには、自己の鍛錬が肝心と、自分のレースにも挑戦続けます。
見える景色と流す汗 、”伴走”で分かち合う感動(金丸修さん)- きらり人
視覚障害者の「キヅナーズ」と合同で、走ったり歩いたりして汗を流す宮崎伴走者協会会長 金丸修 さん。「これからも走る喜びを分かち合いたい」
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