今回の特集は、春にピッタリの“フラワースポット”です! ですが、花は花でも、あえて地元の人しか知らないような、隠れたスポットをご紹介します。
一度は絶対行きたくなる、名所を年間を通してご紹介しますので、ぜひ活用してくださいね♪

隠れた名所で物語さがし(サクラ 3月下旬~4月上旬)

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隠れた名所で物語さがし(サクラ 3月下旬~4月上旬)

 毎年行く名所で、桜の花びらと人並みのどちらが多いか数えるような花見もいいけれど、なぜでしょう、ふと見つけたひっそりと咲く桜ほど、心に捺される気がします。


 上の写真は日南市。酒谷地区にある日南ダムの桜です。国道沿いに桜並木が続く、県南では知られたスポットになっています。ダムの上から眺める人あり、並木の下に遊ぶ親子あり。掘り出しものを見つけた気にしてくれる、「地元の名所の桜」です。


 小林駅近くの永田平公園は、「夜桜の味わい」を教えてくれるかもしれません。標高220 m の丘からは、夜には花々の間に夜景が見えます。街を見下ろすひっそりとした名所。静けさを破らないようにしながら、花と街の灯りに、季節と人を想いたいもの。


 日向市大王地区の桜は、本数も少なく、近くの名所・大王谷運動公園の桜を見た後では素通りする人もいるでしょう。しかし、ここで知るのは「愛される桜」です。住宅街の一角、街を見下ろすわずかな桜を、住民がライトアップし、花の下で宴を楽しむ夜もあります。そばに立つ、住民が建てた仮面ライダー像も、花明かりで少しかわいらしく見えたりもして。

 隠れた名所だからこそ、それぞれの物語が味わい深くなります。ご紹介の他のスポットもぜひ訪ねてみてください。見つけてほしいのは「自分だけの桜」です。


宮崎市ではココだけ!希少な山野草(宮崎市 高岡町 和石地区)

 赤紫色の草に、タンポポのような綿毛をつけた山野草、オキナグサ。昔は土手で見ることができましたが、いまでは絶滅危惧種に。

華やかさは少ないのですが、しっかりと根づく生命力を感じられます。3月中旬~4月下旬


野球少年を見守る、鮮やかな黄色の花(宮崎市 生目の杜運動公園)

 野球場のバックネットを這う、迫力あるカロライナジャスミン。真の魅力には、近づいてから気づきます。

小ぶりな花の繊細さ、ジャスミンのような甘い香り。3 月中旬~ 5 月中旬。


サクラにそっくりな花!?(三股町)

 桜に見えるこの花。実はコレ、アーモンドの花なんです! 桜よりもひとまわり大きく、桜よりもひと足はやく花を咲かせるのが特長。

三股町長田や矢ヶ渕公園、梶山橋近くの畑に多く植えられているとか。見頃は3月下旬~4月上旬。


いまがみごろ!3月下旬→4月の定番フラワースポット

サクラ

□天ヶ城公園(宮崎市)
1,200 本のソメイヨシノを、約5 万本のツツジが彩ります。

□花立公園(日南市)
約1 万本のソメイヨシノは、別名・桜の公園と呼ばれるほど。

□母智丘公園(都城市)
約2km の桜並木と周辺は「日本さくら名所100 選」のひとつ。

□舞鶴公園(高鍋町)
約1,000 本の桜やツツジが、公園いっぱいに咲き誇ります。

□西都原古墳群(西都市)
約2,000本の桜と約30万本の菜の花のコントラストをお楽しみに。

□花の駅生駒高原(小林市)
約35万本を誇る、黄色のじゅうたんに出会えます!


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