「わたしの好きな綾」を写真に

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「わたしの好きな綾」を写真に

 11月23日、綾国際クラフトの城で、「I LOVE綾写真展」の表彰式が開催された。

この写真展は、「綾夢楽人の会・綾城ゆるり」が主催となり、自然、人、動物、風景など綾に関する写真を募集して行われ、町内外から152点の応募があった。応募作品は、綾陽校記念館に展示され、一般投票の審査(20日間で約500人の投票)のほか綾町長、協賛企業の審査も加わり100に及ぶ各賞が決定した。
 表彰式では子供から大人までの幅広い参加者が入賞し、賞状のほかに、とれたて野菜や手芸品など「手づくりのまち綾」らしい賞品が企業(生産者など)から直接手渡された。

 この写真展の運営にあたった柏田ひろみさん(綾夢楽人の会)は、「宝物探しをするイメージで『あなたの好きな綾を教えてください』と投げ掛けたところ、152点のラブレターのような写真が集まりました。写真とコメントをみると、物語のように写真が語り始めます。『新しい綾の魅力に出会いました』など多くの嬉しい感想を頂きました。また、ある女性に一般審査をお願すると『綾らしいのを選ぶわよ』とそれは真剣に見ていただき、女性が選んだ写真は88歳をお祝いする手作りケーキをもった男性の写真で、コメントには『綾らしいあたたかさが伝わってきます』とありました。自然はもちろん大切ですが、町の印象を決めるのはそこに住む人の心なのだと改めて感じました。みえるものを写した写真という媒体を通じて、見えないものを受けとることのできる人という存在の素晴らしさにもあらためて気がつきました。」とこの写真展への感想を語った。 


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