市広報みやざき3月号旬食レシピでは「ピーマンのコチュジャン炒め」を
ご紹介しています。
シャキシャキ食感のピーマンを甘辛く味付けした、
白ご飯がすすむおかずです。
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市広報みやざき3月号旬食レシピでは「ピーマンのコチュジャン炒め」を<br> ご紹介しています。<br> <br> シャキシャキ食感のピーマンを甘辛く味付けした、<br> 白ご飯がすすむおかずです。<br><br>
今回のみやちゃぶだよりは、宮崎市跡江で美味しいピーマンを生産している
アグリアートさんを訪ねてお聞きした話をリポートします。
お話をしていただいた代表の松本さん。
お父さんが有機JAS認定のお米作りをしていて、
部活は休んででも稲刈りを手伝う学生時代を過ごしました。
社会人になり、全国をまわって有機野菜の作り方を勉強してきました。
音楽好きで「野良音」のメンバー。
田んぼで奏でるノンジャンルなコンサートをひらいたりもしています。
ハウスでは9月上旬にピーマンの苗を植え、10月上旬頃から収穫が始まります。
見学した3月はピーマンが鈴なりに実っていました。
6月一杯まで収穫ができます。
実がつき過ぎて葉や枝が弱らないようにバランスよく収穫しているそうです。
アグリアートさんのピーマンはとても肉厚で、ずっしりとして水分量が多いのが特徴です。
苦味がなく甘い!
赤ピーマンはフルーツのように特に甘味が強いです。
ところで赤ピーマンは緑ピーマンを完熟させたもので、
同じ苗から収穫される事をご存じでしたか?
緑から黒っぽい色になり、完熟後、赤ピーマンとして収穫されます。
「どうやったらこんなに美味しくできるのでしょうか?」と尋ねたところ、
「美味しさは生態系の豊かな土にあります」とのお話し。
有機肥料、鶏糞堆肥や藁などを加えた土の中では微生物や昆虫が生きています。
虫たちが有機物を食べて、分解していくことでゆっくりと時間をかけて良い土が作られます。
11年程かけてようやく害虫の付きにくい野菜が育つようになったと松本さんは話してくれました。
まるで「風の谷のナウシカ」の世界…。
もとは砂地だった土地ですが、今はコロコロして水持ちが良く、
水はけの良い、野菜にはベストコンディションの土になりました。
よい物を作るためにはじっくりと時間をかける事も必要なのですね。
見学から帰り、肉詰めピーマンのオーブン焼きで晩ごはん。
我が家では、肉は詰め過ぎず、ピーマンを焼きすぎない事がポイントです。
取材協力
農業生産法人 株式会社宮崎アグリアート
http://miyazaki-agriart.com/
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