▲写真は宮崎神宮
昭和35年4月号から1年間連載されていた「地名むかしむかし」。
市内のいろいろな地名の由来を当時の文章のままお届けします。
昭和36年2月号より。
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▲写真は宮崎神宮
昭和35年4月号から1年間連載されていた「地名むかしむかし」。
市内のいろいろな地名の由来を当時の文章のままお届けします。
昭和36年2月号より。
古い文書によると、宮崎は郡の名としてあらわれる。
(中略)
古くは国の下に県があった。そして県の名が郡となったようである。だから宮崎郡は古くは宮崎県であった。
古い宮崎の県をミヤザキと呼んだのはなぜであるかというと、宮のある崎(岬)という意味である。宮とは皇居を意味する。『神皇正統記』には神武天皇は、日向の国にましましたときは宮崎の宮に居られたと書いてある。すなわち宮崎神宮は、その宮崎の宮の跡に天皇を奉斎した社であると伝えられている。
(中略)
宮崎の名は郡名にのみ残ったが、
地方の名としてはずっと宮崎の呼び名が続いたのである。
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