ドラマは知らなくても、『たまゆら』の言葉を聞いたことがない宮崎人はいないと思います。
NHKの同ドラマは、それだけ宮崎に根づき、宮崎の観光発展の礎になりました。
今年は放映50周年。そんな目で見るとさらに味わい深くなる、『たまゆら』トピックス集!

【予備知識】NHK連続テレビ小説『たまゆら』

[【1】豪を偲ぶ50周年グルメフェア!]

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【予備知識】NHK連続テレビ小説『たまゆら』

放映/昭和40年4月~昭和41年4月
原作/川端康成
出演/笠智衆・加藤道子・扇千景・亀井光代・勝呂誉・光本幸子ほか
※たまゆら……勾玉同士がふれ合うときのかすかな音。転じて、わずかな時。


【1】豪を偲ぶ50周年グルメフェア!

『たまゆら』の原作者であり、ノーベル文学賞作家である川端康成。
氏が同賞受賞パーティーで食べたとされるのが、「マディラソースがけ子羊の
あばら肉ときのこのクリームシチュー」です。

このグルメフェアは、そのメニューを宮崎市内の飲食店がそれぞれにアレンジした
ユニークな企画!どんなかたちで味わえるか……


【2】「川端康成の眼」展 川端コレクションと東山魁夷

川端康成は美術品のコレクターでもあったそうです。
10/31(土)12/6(日)、宮崎県立美術館にて、国宝を含む氏のコレクションを展示。
太宰治や三島由紀夫からの書簡も公開されるとか。

『たまゆら』にも通じる、文豪の美意識にふれることができるかも?
  観覧料は大人1 0 0 0 円です。


【3】50年前のシーンが蘇る?

ドラマ『たまゆら』から火がついたとも言える、宮崎の観光ブーム。
  新婚カップルが押し寄せた当時の宮崎が、どれだけ盛り上がっていたかを、
  写真で偲ぶことができます。場所は高鍋町の写真家、石井正敏さんの自宅ギャラリー。
  懐かしい宮崎をとらえた100点以上の写真を常時展示中です。観覧無料。


【4】読める『たまゆら』?

フィルムが現存しないため、ドラマ『たまゆら』は視聴できないのだそう。
せめてお話だけでも……という方もいますよね。

川端康成の短編集『反橋・しぐれ・たまゆら』を探して買った方もいるでしょう。
でも、ここに収録されている『たまゆら』は、ドラマとはまったく別の小説……。
ドラマ版の原作はすでに絶版ですが、川端康成の全集には収められているそうです。
宮崎県立図書館にありますので、読みたい方はぜひ!


【一般社団法人みやPEC 推進機構】
http://www.miyapec.jp

【宮崎県立美術館】
電話/0985-20-3792
http://www.miyazaki-archive.jp/bijutsu/

【宮崎県立美術館】
住所/高鍋町大字南高鍋6924
電話/0983-22-2248

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「たまゆら」NHK連続テレビ小説 放映50周年を楽しむ秋! 写真

miyazaki ebooks編集部

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