毎回、村外で活躍している村内出身者を紹介するこのコーナー。
今回は特別編として、第61回菊池祭にご出席いただいた、武夫公の孫・菊池武則さんにお話しを伺いました。
米良菊池家第21代当主。昭和20年、東京生まれ。「菊池の会」の会長として精力的に活動されています。

毎年村に帰ってくるのが楽しみなんです

[村のみなさんに元気をもらっています]

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毎年村に帰ってくるのが楽しみなんです

赤ん坊の頃から何度も西米良に来ているみたいなのですが、物心がついてから初めてやって来たのは小学4年生の時です。その後も、母の故郷が八代だったので、帰省と合わせてちょくちょくと村に立ち寄っていました。今でも、こうして菊池祭にお招きいただいて、年に一度は西米良を訪れています。

長年にわたる村の人々との交流を通して感じるのは、みなさんの人を思いやる気持ちの強さです。村に来るたびに良くしていただいて、毎年西米良に帰ってこられるのを楽しみにしているんですよ。

生まれは西米良ではないのですが、自分の中ではここがふるさとだという想いが強いんです。本籍も西米良村ですしね。


村のみなさんに元気をもらっています

こうやって毎年菊池祭を開催していただいているように、村の方々の「菊池の伝統をつないでいこう」という気持ちは本当にありがたいことです。祖父もよろこんでいることだと思います。

西米良の人たちにふれると、私もしっかりと菊池の伝統を受け継いでいかなければない。そう励まされているように感じるんです。菊池祭に参列された菊池市の方も、「西米良には学ぶべきことが多い」とおっしゃっていました。

山々に囲まれて環境的には厳しい面もあるでしょうが、そんな中でも前向きに頑張られている村のみなさんに毎回元気をもらって東京へ帰っています。


来年こそは村所八幡神社の神楽を

西米良の食べ物は東京にはない、おいしくて珍しいものがたくさんありますね。中でも干し竹の子が好きなんです。シイタケも毎年取り寄せています。お歳暮で贈ると、とても喜ばれるんですよ。

これまでに児原稲荷、小川、狭上稲荷の神楽は見たのですが、村所八幡神社の神楽をまだ見られていないんです。今年こそはと思っていたのですが、タイミングが合わなかったんですよ。来年こそはぜひ見てみたいですね。


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