昭和35年4月号から1年間連載されていた「地名むかしむかし」。
市内のいろいろな地名の由来を当時の文章のままお届けします。
昭和35年11月号より
[]
昭和35年4月号から1年間連載されていた「地名むかしむかし」。<br /> 市内のいろいろな地名の由来を当時の文章のままお届けします。<br /> 昭和35年11月号より
倉岡はもと東諸県郡に属していたが、宮崎市に合併したものであることは周知のとおりである。
(中略)
もともとこの地方は穆佐院の一部であったと言われている。院というのは奈良、平安時代に人民が租税として納める稲を収納する範囲をいったもので古くは郡に一院あったが、収納のための便利や火災の防止などのために郷にも院が置かれることになった。穆佐院もこのようなものであった。だから院
には税として納められる稲を保管するための倉があった。
(中略)
倉岡という地名はこのような院の倉のある岡ということから起ったものであろうと思われる。糸原あたりは川にかこまれて岡があり、院の倉を置くにはもっとも適当な土地のようである。
こちらもおすすめ
-
トップレベルの選手が集まる全国の舞台 次こそは必ず優勝したい! – Catch your Dream!
「夢をつかめ!Catch your Dream!」 幼いころから一緒にやってきた卓球 今度はそれぞれの舞台での活躍を目指して
Catch your Dream! catch-dream バドミントン 宮崎市 市広報みやざき 日章学園高等学校 長峰善
-
またひとつ南国ムード 熱帯大温室、近く開園 – みやざき時間旅行
昭和24年から続く市広報みやざきが電子書籍で閲覧できる「宮崎市アーカイブス」。 ここでは、時代を感じさせる過去の面白い記事を発掘します!
-
平成29年度当初予算は、公共施設の維持・修繕に掛かる経費を考慮しながら、将来にわたって市が住みよいまちであり続けるために必要な投資を行います。
-
限られたお金を大切に使うということは、家庭でも、市の財政でも同じことです。前編では、みやざき家でのとある会話を通じ、収入と支出のバランスを取ることの大切さを紹介します。